新庁舎整備を問う

建設的な議論のための整理が目的です。

最新の動き

2026年9月25日、新庁舎建設に向けた133億円の債務負担行為を含む一般会計補正予算(第3号)が、9月市議会で賛成14・反対3(議長を除く)で可決されました。総事業費は資材高騰等で約167億円規模となる見通しで、建設工事・設計監理の133億円とは別に、ネットワーク関連など約34億円がかかります。

これからは執行と将来負担を見守る段階です。工事契約の金額や市債残高の推移を、議会の傍聴や資料で確かめ、情報を共有していくことが大切になります。

経緯タイムライン

  1. 平成29年頃

    庁舎整備の構想段階では、事業費の目安が約64.7億円規模として語られてきた、との整理があります(その後の計画改定で規模が拡大)。

  2. 2025年3月

    庁舎整備基本計画で総事業費を概算約125億円と整理(報道による)。

  3. 2026年8月

    市が新庁舎概要を発表。4階建て・延べ床約1.1万㎡、現東庁舎南側駐車場に建設。総事業費約167億円見通し(京都新聞・読売新聞)。利用開始目標は報道で2029年4月。

  4. 2026年8〜9月

    市が133億円の債務負担行為(〜令和12年度頃までの建設工事費・設計監理費。ネットワーク等約34億円は含まず)を盛り込んだ一般会計補正予算(第3号)を9月議会に提案。

  5. 2026年9月25日

    一般会計補正予算(第3号)が賛成14・反対3(議長を除く)で原案可決。今後は工事契約などの執行と、市債残高を含む将来負担の監視が論点になります。

出典
  • 読売新聞(2026-08-22)債務負担行為133億円・総事業費の膨張・ネットワーク費別途の説明:記事
  • 京都新聞(2026-08-21配信)総事業費167億円見通し:記事
  • 湖南市「令和8年9月湖南市議会定例会 議決結果(5日目)」議案第58号 一般会計補正予算(第3号)原案可決:議決結果
  • 湖南市議会「賛否が分かれた案件一覧」(2026-09-25)議案第58号 賛成14・反対3:PDF
  • 湖南市の庁舎整備・記者発表資料(市公式サイトで確認):city.shiga-konan.lg.jp

論点(是々非々)

  • 認めるべき点

    現行東庁舎の耐震性能不足への対応、窓口集約、災害時の拠点機能など、更新の必要性自体は重い課題です。

  • 問うべき点

    構想段階からの規模拡大(報道ベースで約65億→125億→167億)、債務負担の期間と将来負担、契約・発注方式の透明性、ネットワーク等「別枠」費用の説明責任。

  • 私たちの立場

    「建てるな」と言うつもりはありません。必要な耐震・機能を、過大でない規模と検証可能な手続きで進めること、そして財政の余白(財政ページ)との両立を求めます。

市民にできること

議会傍聴、意見提出、情報の共有。具体的な手順は参加ページにまとめました。